こんにちは。
クロワッサン作っています。
毎年冬には必ず作っているのに、この冬は全然作るタイミングがなくて
今になってしまいました。
これ以上暖かくなると、作業がしにくくなりますね。
ちょっとしたコツも記載しています。

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生地はほとんど捏ねずにひとまとめにして軽く発酵をとった後、
冷蔵庫に入れて12時間置きます。
この「ほとんど捏ねない」のがポイント。
クロワッサン生地は、バターを折り込む作業がありますが、
麺棒をかけるので、それが捏ねる作業の役割もするので
最初に捏ねすぎない方がいいんです。

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バターは作業する直前に伸ばします。
前日に伸ばしておいちゃだめよ。
正方形にするか長方形にするか、は、好みで。
どうせ生地を長方形にするのだから最初から長方形のほうが
作業がしやすい、と習ってからずっとこの方法です。

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折込回数は4つ折り2回。
これも好みで、好きな回数をどうぞ。
折り込めば折り込むほど、層の一枚一枚が薄くなり、
バターの風味はまろやかになります。
そして食感もホロっとしたような口どけの良いものに。
バターの風味を強く感じたい時や、ざっくりとした食感がほしいのなら
折込回数は多すぎない方が良いです。

4つ折り×4回とかはクロワッサンではやりすぎだと思います。
デニッシュなら良いですけど、、、。

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生地を休み休み作業しますので、ちょっとした空き時間ができるのが
クロワッサン。
かといって洗い物とかもあるので暇でもないんだけど、
何かすることができるほどの空き時間でもないんだな。

だから、本当に手のあく一日を選ぶのです。
クロワッサンづくりはものすごく贅沢な時間だな、と思います。
寒い冬の一日にひきこもって作ると楽しいよ!

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生地をカットした後もきちんと冷やしてね。
作業の早い人はいいけれど、慣れてない人の場合はこの作業をはしょると、
ちょっと残念なことになる場合があります。

巻く時は層を潰さないように伸ばして、
ややひっぱり気味に。
丁寧に。丁寧に。焦らない。

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最終発酵。
目安は生地をゆらすと「ふるふる」と震えるくらいです。
はい、これが一番むずかしい。
今回はちょい失敗しました。
温度も低すぎると全然膨らまないよ。最終発酵ですから。
23~27℃で3時間くらいかかった。

ちなみに最終発酵不足だと、焼成した時にバターが流れ出ます。
生地がバターをかかえきれないから。
といっても焼成に入ってしまうと取り返しはつかないので、
次回の見極めを気をつけよう、と思う感じですね。

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溶き卵塗って焼成。
溶き卵はなくても良いですが、家庭用オーブンでは焼き色がつきにくいので
塗ったほうが美味しそうに見えます。

ということでクロワッサン完成。
楽しかった、楽しかった!
あともう一回、作りたいな。

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