こんにちは。
最近は本を読むのが楽しくて楽しくて、とにかく読み続けています。
先日読み終わったのが、田辺聖子さんの「新源氏物語」。
原文に忠実に訳されたものではありませんが、現代語で書かれているので
とても入りやすく、流れるように読むことができます。
面白かったー。
もっと若いころに読んでおけばもっと良かったのにー、と何かの本を読む度に思いますね^^;

さて、とかち野酵母パン会を開催しました。
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今月は湯種パン。
今までのレッスンの中で全くやってこなかったのが湯種パン。
湯種パンは、小麦粉と熱湯をあらかじめ合わせて寝かせたものを
生地に仕込むもの。
もちもちの食感、日持ちがよくなる、などの効果がありますね。

何故今までやってこなかったのか?

自家製酵母のコース(レーズン酵母や甘酒酵母など)では「種」を作って
酵母の発酵力を増すようにし、その「種」を生地に加えるやり方を採用しています。
「種」は酵母がいっぱい詰まっているので、簡単に言うと「イースト」のようなものですね。

何日間か寝かせた「種(生地)」を加えているのですから、焼き上がりのパンは
もちもちになりやすいです。
もちろん、「種」の水分量にもよるので一概には言えませんが、
ストレートで作るものよりはもちもちになりやすい。

ね、すでにもちもちの傾向にある生地だったんですよ。
そこに湯種なんて入れたらもう~~~モッチモチ。
それも美味しいかもしれないけど、やりすぎかな?と思ったのですね。

でも、とかち野酵母は顆粒状のドライイーストのような状態の酵母で
発酵力も強く、ふわふわに焼き上げることもできるので、
湯種パンもOKですね。

もちもちにしたければ粉の種類を変える、という方法もありますが~~。

2015-09tokachi01.jpg

沖縄で食べたもちもちのパンが美味しかったので、
その形を真似てみました。
もっちりな部分とカリっとした部分があると食べていて楽しいかな、と思います。

湯種パンはプレーンと、トマトベース。

ランチは
きのこのスープ
サラダ&のりドレッシング
キャベツのコールスロー
ハーブのチーズバター
さつまいも甘酒のプリン

でした。

湯種パンは「湯種」を入れる量により、もちもち度が変わります。
たくさん入れるともちもちが増すけど、だからと言っておいしくなるかというと
またちょっと違いますね。
もちもちを恐れて少なめにすると、思ったほど効果がないこともありますので、
ある程度入れてあげるといいと思います。

お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
また来月、お待ちしておりますね。

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